安心して暮らそう

⑥ オーストリアで出産!帝王切開の出産記録 ー 入院生活最終日、退院へ(入院四日目・退院)

⑥ オーストリアで出産!帝王切開の出産記録 ー 入院生活最終日、退院へ(入院四日目・退院)
\ よかったらシェアしてください!/

→ 前ページ<⑤ オーストリアで出産!帝王切開の出産記録 ー 入院生活後編(入院三日目)>へ

入院生活最終日、退院へ

入院四日目(木曜日)・退院

この日はもう朝から退院する気満々で、痛み止めの助けも借りながら、部屋の中・病院内をヨチヨチ歩き回ってました。

新生児室に娘を迎えに行くと、その場で赤ちゃんの沐浴指導。初沐浴をインスタントカメラで写真に撮ってくださって、手渡してくれました。ブレブレでしたが(笑)、とても嬉しかったです。

とにかく月曜日から3日間、一睡もできなかったために、「今日は絶対ここを出る!出なければ死んでしまう!」とせっせとリハビリに励んでいましたら、回診の先生(小児科医)も「帝王切開後、こんな元気な人はあまり見ないですよ。もう退院しても大丈夫でしょう。」と言ってくださり、新生児室にいた先生(こちらも小児科医)にも、「元気ですね!退院しても大丈夫じゃないですか!」と言われ、ただ、その横にいた例のマンガ的いじわるキャラな助産婦さんには、「まだ母乳も出てないし、あと2-3日はいないとだめよ。」と不敵に笑われ、結局最終判断をするのが誰なのか、いまいちわからないんですよね。

たまたまその場にいた、機転の利く親切な助産婦さんが、すぐどなたかに電話をしてくださって、「今日退院してもいいって!」と笑顔で言ってくださった時の嬉しさ!
ただ、何の検査もなく、そんな簡単に退院許可が出るということにも驚きましたね。笑

親切な助産婦さんが部屋まで様子を見に来てくださったので、「母乳があまり出てないみたいで、大丈夫でしょうかね」と聞いてみたところ、「さっき娘さんの敷布に、黄色い初乳を吐いた跡が残っていたから大丈夫ですよ。ちゃんと初乳を飲めてますよ。私はまた土曜日に来るんで、その時に授乳指導をしてあげますね。」と言ってくれました。
私たちは結局その日に退院してしまったので、この助産婦さんのお世話になることはありませんでしたが、<赤ちゃんが初乳を飲んでいる>という大切な情報を置いていってくださって、とても助けられました。

もう一方親切な助産婦さんがいて、お名前は確かクラウディアさん。

私たちが最初、緊急で到着した日曜日に、患者さんのほとんどいない静かな院内で受付対応をしてくれた助産婦さんで、そんなご縁から、顔を合わすと声をかけてくださって、いろいろと世話を焼いてくださいました。

赤ちゃんのお世話に慣れていない私たちのために、大変忙しい仕事の合間を縫って、個室で30分以上、細々とした指導をしてくださったり、お世話の要点をA4用紙にびっしり書いて、まとめてくださったり。

また、退院後もすぐに育児の相談ができるようにと、小児科病院の赤ちゃん相談室に予約まで入れてくれました(Preyer’sches Kinderspital の Baby-Care-Ambulanz。この病院、当時はウィーン10区にある大変大きな小児専門病院でしたが、2016年6月から、私も出産したFranz Josef Spital病院内へ移動し、現在はこちらに全業務が引き継がれているようです。それに伴い、“Preyer’sches Kinderspital”の名称も使われなくなっているようです)。

個人で予約を入れると、予約待ち2週間などとなってしまうところを、助産婦さんがその場ですぐに電話をかけてくださったお蔭で、退院後すぐの営業日、つまり生後8日目から育児指導を受けに通わせてもらえることになりました。

まぁ、帝王切開から8日でガンガン外出するというのも結構大変ですが…。足の腫れがなかなかひかず、そのため履ける靴もなく、仕方なく大き目のロングブーツを履いて、ファスナー全開で、ブーツの筒部分を前後左右にベロベロさせながら通ってましたね。

うちの子は新生児黄疸がわりと強めに出ていたのですが、そんな数値なども毎日入念に検査してくれ、とにかく次々と起こって来る問題(赤ちゃんのおむつかぶれや鼻づまり、便秘、意外にも伸びるのが早い爪のケア、乳頭にできた水泡や傷による授乳時の痛み、乳腺炎などなど…)にじっくり時間を割いて、毎回親身になって相談にのってくださったので、精神的にもとても助けられましたね。

少し話がそれましたが、そうそう、この親切な助産婦のクラウディアさんに、念のため持参していた小さなプレゼント(時期がちょうどクリスマス前でしたので、ちょっときれいなパッケージのクリスマスクッキー)を差し上げました。

オーストリアやドイツのブログ情報で、「退院時に看護師さん、助産婦さんなどに小さなチョコレートなどプレゼントすることが多い」的な情報を読んで用意してきたのですが、まぁ、最終的には用意してもしなくてもいい…という感じがしました。

実際この時も、クラウディアさんが部屋まで来て指導をしてくれなければ、差し上げる機会はなかったですし、でも、特別に親切にしてくれた方には何かお礼をお渡ししたい…という気持ちにもなりますし、その時の状況によってあげるかあげないかは臨機応変に…という感じでしたね。

あとは、そうですね、院内で処方してもらっている痛み止めの錠剤 および 傷口に塗る軟膏と同じものを薬局(Apotheke)で購入するため(授乳時でも安全な痛み止めなので)、看護師さんに処方箋をお願いしたところ、ただで数箱くださいました。

その後いよいよ退院の運びとなり、午前中には助産婦室から退院許可、午後にドクターからの退院許可をもらい(別に検査などがあった訳ではなく、主人が窓口に許可証をもらいに行っただけ)、帰宅用のタクシーを予約。

暖かい外着でモコモコにした赤ちゃんを、持参したベビーシートにセッティングし準備OK。
特に誰かに挨拶をして…という必要もなく、ササっと病院を後にしました。

タクシーが病院の建物前まで来てくれず、病院の敷地入り口で停まってましたので、そこまでの結構な道のりを、横殴りの雪が降る中、足の腫れで閉まらないロングブーツを前後左右にビロビロさせながら歩いていくのは結構苦行でしたね。笑 荷物も両手に持ってましたし(主人の同僚がお祝いに置いていってくれた巨大花束とか)。

いつもは手を差し伸べてくれた主人も、両手に赤ちゃんと荷物を抱え、赤ちゃんが凍えてしまわないようにと先を足早に歩いて行きます。横殴りの雪の向こうにぼんやり見える、どんどん小さくなっていく二人。「こ、これが母親になるということかーっ!(赤ちゃんファースト)」と悟った瞬間でした。笑

おわりに

これで、<オーストリアで出産!帝王切開の出産記録 >はおしまいです。
“こんな些細なことでも参考になる方がいらっしゃるかも”と思いながら書く内、思いの外長文になってしまいました。最後までお付き合いくださった方、どうもありがとうございます。

勝手のわかりづらい海外での出産は、些細なことも心配になる、気になることも多いかと思います。単なる個人記録ですが、どなたかの参考になることがあれば幸いです。

皆さんのご出産がつつがないものとなりますように…!

\ よかったらシェアしてください!/

スメミヤのフォーラム(掲示板)に参加しよう!

ウィーン & オーストリアに暮らす、 訪ねる、 旅する、 ご興味のある方のための 情報交換・交流掲示板にぜひご参加ください! Google、 LINE、 Twitter、 Facebook のアカウントでもログインしていただけます。

在住日本人的オススメカフェ、穴場的観光スポットは?/売ります!買います!/〇〇はどこで買えるの?/XXでトラブりました!解決方法を教えて!/同志の方、お友達になりませんか?/イベント情報を紹介します!/ピアノを教えます!

などなど、商用・私用を問わず 皆さまに無料でご利用いただけます。

詳細は ヘルプ でご確認ください。 皆さまのご参加をお待ちしています!

シェアする!

Twitter: @amie_sumemiya
ウィーン在住。未就学児を子育て中です。
ウィーンの大学の博士課程に留学したのがきっかけとなり、今はオーストリアで結婚し、ウィーンで暮らしています。→ 少しだけ長めのプロフィール

日系の事務所・企業で、リロケーションサポート(外国に来たばかりの方が 現地での生活に溶け込めるよう手続き および 生活全般の手助けをする仕事です)を10年以上に渡り担当していました。

私 Amie(あみー) へのオーストリア短期&長期滞在サポートに関するご相談は、「ロコタビ - Ami_Sumemiya」にてサービスをご提供しています。
疑問・ご質問がございましたら、ロコタビ よりお気軽にお問合せください ❀❀❀