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Vienna
2026年2月25日(水曜日)
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【2026年最新】ウィーンのイースターマーケット完全ガイド|開催場所・期間・おすすめ4選 他


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ウィーンに春が訪れると、街は一気にイースターの装いに変わります。

ショーウィンドーには色とりどりのイースターエッグ、
スーパーやお菓子屋さんには、ウサギやヒヨコのチョコレートがずらり。

そしてこの時期、ウィーン各地では
春の訪れを祝う「イースターマーケット(Ostermarkt)」が開催されます。

卵とウサギにあふれた、
パステルカラーのやさしい世界。

クリスマスマーケットとはまた違う、
明るく、軽やかで、春らしい雰囲気が魅力です。

この記事では、
ウィーンで開催される主要なイースターマーケットと、
訪れる前に知っておきたいポイントをご紹介します。

なお、イースターは毎年日付が変わる「移動祝日」です。

2026年のイースターは、4月5日(日)
この日に合わせて、マーケットも主に3月中旬〜4月上旬に開催されます。

春のウィーンを訪れる予定の方は、
ぜひこの季節ならではのマーケットも楽しんでみてくださいね。

目次 非表示

三大イースターマーケット(中心部・観光向け)

シェーンブルン宮殿のイースターマーケット

🐰 Ostermarkt Schloss Schönbrunn(オースターマルクト・シュロス・シェーンブルン)

📅 開催時期: 2026年3月25日(水)~4月19日(月)
🕒 営業時間: 10:00〜19:00(入場無料)
🌐 公式サイト: ostermarkt-schoenbrunn.at

Ostermarkt-Schoenbrunn-2019
かわいらしいイースターモチーフの木彫りオーナメントの数々

ウィーンで最大規模のイースターマーケットが、
このシェーンブルン宮殿の前庭で開催されるマーケットです。

クリスマスマーケットと同じ場所に、
約90のスタンドが並び、
春らしい、明るく華やかな雰囲気に包まれます。

背後にそびえる、
「シェーンブルン・イエロー」と呼ばれる
柔らかな黄色の宮殿との組み合わせは、本当に見事。

まるで絵本の中の世界のようです。

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マーケットには、

  • 木彫りのイースターオーナメント
  • 手描きのイースターエッグ
  • うさぎやヒヨコの飾り
  • 春らしいハンドメイド雑貨

などが並びます。

ネコヤナギの枝に飾るオーナメントは特に人気で、
小さくて軽く、お土産にもぴったりです。

(※本物の卵の殻で作られたものは非常に壊れやすいため、持ち帰りにはご注意ください)

イースターモチーフの木彫りオーナメント
イースターモチーフの木彫りオーナメント

🐰 子ども連れにもやさしいマーケット

会場は広々としていて歩きやすく、
ベンチや休憩スペースも充実しています。

さらに、

  • 子ども向けワークショップ
  • ライブ音楽
  • クラフト体験

などのプログラムも開催され、
家族でゆったり楽しめるのも魅力です。

子供が楽しめるワークショップも用意されています
子供が楽しめるワークショップも用意されています

🐰 個人的にも、いちばん好きなイースターマーケットです

ウィーンでは複数のイースターマーケットが開催されますが、
規模・雰囲気・美しさのバランスが最も良いのが、
このシェーンブルン宮殿のマーケットだと思います。

会場が広いため混雑していても動きやすく、
初めての方にも、特におすすめです。

🚇 アクセス

  • 地下鉄 U4「Schönbrunn」駅から徒歩約5分
  • トラム 10・60
    バス 10A
    いずれも宮殿正門近くに停まります。

フライウング広場の伝統イースターマーケット

🐰 Altwiener Ostermarkt(アルトヴィーナー・オースターマルクト)

📅 開催期間: 2026年3月20日(金)~4月6日(月)
🕒 営業時間: 毎日 10:00~20:00(入場無料)
🌐 公式サイトaltwiener-markt.at

Ostermarkt-Freyung-2019
フライウング広場の伝統イースターマーケット

ウィーン旧市街(1区)で開催される、歴史あるイースターマーケットです。

場所は、落ち着いた雰囲気のフライウング広場(Freyung)。
このすぐ近くには、次の項目でご紹介するアム・ホーフ広場のマーケットもあり、あわせて訪れるのもおすすめです。

旧市街は道が入り組んでいて、
「えっ、こんなところに出てきた!」と驚くことも多いのですが、
シュテファン大聖堂からは徒歩10分ほど。

石畳の美しい街並みを眺めながら歩いていると、思いの外すぐに到着します。

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🥚 圧巻!4万個のイースターエッグ

このマーケット最大の見どころは、
なんといってもイースターエッグの数。

美しく装飾された卵が、文字通り山のように積み上げられています。

その数は、約4万個。
ヨーロッパ最大級のイースターエッグの展示とも言われています。

ひとつひとつ手作業で装飾された卵は、
思わず見入ってしまうほど繊細で、本当に見事です。

しかも、ここで販売されている卵の多くは、
プラスチックではなく、本物の卵の殻を使ったもの。

素朴であたたかみのある美しさは、
本物ならではの魅力です。

💶 お値段の目安

イースターエッグは、

  • 約5ユーロ~
  • 装飾の細かいものは 8ユーロ前後

気に入ったものをひとつ選ぶのも、楽しい思い出になりますね。

購入すると、スーパーの卵と同じようなパルプ製ケースに入れてくれるので、
通常の持ち運びで割れてしまうことはほとんどありません。

自宅で保管する際は、缶やプラスチック容器など、
つぶれないケースに入れておくと安心です。

👶 訪問のコツ(子連れ・ベビーカー)

広場はそれほど大きくないため、
混雑する時間帯はやや動きにくくなります。

特にベビーカーの場合は、

🌿 午前中(開場直後)
がおすすめです。

マーケットには子どもたちもたくさん訪れ、
人形劇や音楽イベント、ワークショップなども開催されます。

開催日時は公式サイトで確認できますので、
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

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📍 アクセス

Freyung, 1010 Wien

  • 地下鉄 U3「Herrengasse」駅から 徒歩約4分
  • 地下鉄 U2/トラム各線「Schottentor」から 徒歩約5分
  • 地下鉄 U1・U3「Stephansplatz」駅から 徒歩約10分

シュテファン大聖堂から、旧市街散策を楽しみながら歩いて訪れるのもおすすめです。

アム・ホーフ広場のイースターマーケット

🐰 Ostermarkt Am Hof(オースターマルクト・アム・ホーフ)

📅 開催期間: 2026年3月20日(金)~4月6日(月)
🕒 営業時間
月~木: 11:00~20:00
金・土・日・祝日: 10:00~20:00
※飲食は21時まで
🌐 公式サイトostermarkt-hof.at

ハンドメイドのイースターエッグ
© www.ostermarkt.co.at / Foto: FOTOFALLY

ウィーン旧市街で開催される、もうひとつのイースターマーケットです。

場所は、歴史あるアム・ホーフ広場。
前の項目でご紹介したフライウング広場からは、建物を2つ挟んですぐ隣り。

徒歩30秒ほどで移動できる距離なので、
2つのマーケットをセットで訪れるのがおすすめです。

🎨 芸術的で“大人な雰囲気”のマーケット

こちらのマーケットは、
シェーンブルン宮殿やフライウング広場とは少し異なり、

  • 工芸作家による一点物の作品
  • 木製のからくりおもちゃ
  • 独創的な装飾品
  • 手作りアクセサリー

など、美術館で展示されていてもおかしくないような作品が並びます。

イースターらしい卵やウサギの装飾もありますが、
それ以上に「アートマーケット」のような雰囲気が印象的です。

👒 ウィーンらしい、優雅な光景も

私が訪れた時には、
おしゃれな老婦人が女優帽を楽しそうに試着していました。

往年のハリウッド女優のようで、本当に素敵でしたね。

(私がかぶったら、間違いなくピエロですが…笑)

こういう何気ない光景にも、
古き良きウィーンといった優雅さを感じます。

🧀 軽食やワインスタンドも充実

マーケットには、

  • チーズ
  • ハム
  • ワイン
  • 軽食スタンド

なども並びます。

日本ではなかなか見かけない、
オーストリアならではの“屋台グルメ”も楽しめます。

広場には立ち飲み用のテーブルも設置されているので、
暖かい日には、ここで軽く食事をするのもおすすめです。

🌿 こんな方におすすめ

  • 落ち着いた雰囲気のマーケットを楽しみたい方
  • 工芸品や一点物の作品に興味がある方
  • 大人向けのマーケットをゆっくり見たい方

メルヘンチックなイースターマーケットとはまた違う、
上品で落ち着いた魅力のあるマーケットです。

📍 アクセス

Am Hof, 1010 Wien

  • 地下鉄 U3「Herrengasse」駅から 徒歩約5分
  • 地下鉄 U2/トラム各線「Schottentor」から 徒歩約6分
  • 地下鉄 U1・U3「Stephansplatz」駅から 徒歩約8分

フライウング広場のマーケットとあわせて訪れるのがおすすめです。

中心部から少し離れているけれど、特に子連れファミリーにおすすめ

ヒルシュシュテッテン花壇庭園のイースター

🐰 Ostern in den Blumengärten Hirschstetten(オースターン・イン・デン・ブルーメンゲルテン・ヒルシュシュテッテン)

📅 開催期間: 2026年3月26日(木)~29日(日)、4月2日(木)~4月6日(月)
🕒 営業時間: 毎日 9:00~18:00(入場無料)
🌐 公式サイトwien.gv.at
📍 住所: Quadenstraße 15, 1220 Wien

ヒルシュシュテッテンの広大な花壇公園
ヒルシュシュテッテンの広大な花壇公園
公園内を自由に走り回っている Ziesel(ジリス)
公園内を自由に走り回っている Ziesel(ジリス)

ウィーン中心部からは少し離れていますが、
知る人ぞ知る、とても魅力的な場所です。

広大な花壇庭園の中には、
ヤギやニワトリ、カメなどの動物が暮らしており、
まるで小さなふれあい動物園のよう。

春になると、
Ziesel(ジリス)と呼ばれるかわいい小動物が
庭園のあちこちを走り回る姿も見られます。

子供向けの遊具も充実していて、
地元ファミリーにも大人気のスポットです。

観光で訪れる方には少し距離がありますが、
時間に余裕がある方や、子連れ旅行の方には特におすすめです。

その他のイースターイベント(参考情報)

イースターデコレーション
© www.ostermarkt.co.at / Foto: FOTOFALLY

ウィーンでは、上記でご紹介したマーケット以外にも、
地域ごとに小規模なイースターイベントが開催されることがあります。

ただし近年は、

・開催が不定期になっているもの
・工事や運営変更により休止しているもの

も多く、観光目的で訪れる場合は、
まずは本記事でご紹介した主要マーケットを中心に訪れるのがおすすめです。

以下は、小規模開催、あるいは、過去に開催されていたイベントの記録として掲載しています。
最新情報は、公式サイトをご確認ください。

カルヴァリエンベルク・フェスト

🐰 Kalvarienbergfest

📅 開催期間: 2026年3月19日(金)~4月5日(日)
🕒 営業時間
月~金: 14:00~19:00
土・日: 11:00~19:00
🌐 公式サイトwww.volxfest.at
📍 住所: Kalvarienberggasse / St.-Bartholomäus-Platz, 1170 Wien

ウィーン17区のカルヴァリエンベルク地区で開催される、
歴史あるイースターイベントのひとつです。

大規模なマーケットというよりは、
地域に根ざした、どこか素朴で温かな雰囲気のフェスト(お祭り)という印象。

観光客向けというよりは、
地元の人々が春の訪れを楽しむ、静かなイースターイベントです。

旧市街中心部から少し離れていますので、
このエリアに滞在されている方や、ローカルな雰囲気を味わってみたい方におすすめです。

フロリツドルフのイースターマーケット

🐰 Ostermarkt 2026 der Wirtschaft 21

📅 開催期間: 2026年2月27日(金)~4月5日(日)
🕒 営業時間: 毎日 9:00~22:00(入場無料)
🌐 公式サイトmeinkaufstadt.wien
📍 住所: Franz Jonas Platz, 1210 Wien

ウィーン21区、フロリツドルフ駅前の広場(Franz-Jonas-Platz)で開催される、
小規模なイースターイベントです。

駅前の広場に屋台が並び、
軽食スタンドや簡単な遊具などが設置され、
地域の人々が気軽に立ち寄れる、ローカル色の強いマーケットとなっています。

旧市街で開催されるイースターマーケットのような華やかさはありませんが、
通りがかりに「何かやっているな」と立ち寄ってみるのにちょうどよい、
日常に溶け込んだ雰囲気のイベントです。

観光でわざわざ訪れる必要はありませんが、
近くに滞在されている方や、このエリアを通る機会のある方は、
春のウィーンの日常の一コマとして、のぞいてみるのもよいかもしれません。

開催休止中・不定期開催のマーケット(記録)

プラーターのイースターフェスト

🐰 Osterfest im Prater

📍 Wiener Prater, 1020 Wien
🌐 www.praterwien.com

※ 現在は開催が不定期、または休止中の可能性があります

ウィーンの人気スポット、巨大観覧車で有名なプラーター公園でも、
過去にはイースター時期に「Osterfest(イースターフェスト)」と呼ばれるイベントが開催されていました。

いわゆるマーケット形式ではなく、
子供向けのアクティビティやイベントが中心の、ファミリー向けのイースターイベントです。

私自身も一度訪ねてみたいと思っていたのですが、残念ながらタイミングが合わず…。
現在は開催が不定期となっているようですので、もし再開される場合は、公式サイトで最新情報をご確認ください。

ノイゲボイデ城のイースターマーケット(現在休止中/記録)

🐰 Schloss Neugebäude Ostermarkt

📍 Otmar-Brix-Gasse 1, 1110 Wien
🌐 www.schlossneugebaeude.at

※ 現在は開催が不定期、または休止中の可能性があります

歴史好きの方には、とても興味深い場所です。

ノイゲボイデ城は16世紀末に建てられた城で、
ウィーン美術史美術館に所蔵されている

《ノイゲボイデ城近くの散歩道に立つ皇帝》
(ルーカス・ファン・ファルケンボルフ、1593年頃)

にも描かれています。

ノイゲボイデ城(ウィーン)
ルーカス・ファン・ファルケンボルフ《ノイゲボイデ城近くの散歩道に立つ皇帝》1593年頃 油彩/銅版 ウィーン美術史美術館蔵

ここに描かれている皇帝は、神聖ローマ皇帝ルドルフ2世。

芸術と科学を深く愛したことで知られ、
ヨーロッパ史の中でも特に個性的な君主の一人です。

その後、城は長く荒廃し、弾薬庫として使われていた時代もありましたが、
2000年代に入り修復が進められています。

現在の姿は、
400年前の絵画と驚くほどよく似ており、

まるで時が止まっているかのような、不思議な空気を感じます。

観光地としてはあまり知られていませんが、
歴史に興味のある方には、印象深い場所になるかもしれません。
一度訪ねてみたい場所です。

おわりに

ウィーンといえばクリスマスマーケットが有名ですが、
イースターマーケットは、それとはまた違った魅力を持つ、
春ならではの、やさしく可憐なお祭りです。

もしイースターエッグを見つけたら、
ネコヤナギの枝に飾ってみてください。

お部屋の中に、
ふっと春が訪れたような、やわらかな空気が生まれます。

春の枝ものを飾って季節を楽しむ日本と、
ネコヤナギに卵を飾って春を迎えるオーストリア。

遠く離れた国同士でも、
春の喜びを分かち合う気持ちは、どこか似ているのかもしれません。

イースターマーケットは、
一年のうち、ほんの短い期間だけ開かれる特別な風景です。

もしこの時期にウィーンを訪れる機会がありましたら、
ぜひ足を運んでみてくださいね。

なお、本記事でご紹介したのはウィーン市内のマーケットですが、
イースターの時期には、オーストリア各地でもさまざまなイベントが開催されます。

詳しくは、オーストリア政府観光局の公式サイトも参考になさってみてください。

🌐 オーストリアのイースターマーケット(オーストリア政府観光局公式サイト)


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♡すめぺん♡
♡すめぺん♡
~2009年よりウィーン在住~

文化人類学を専門に学び、オーストリアの暮らしや文化に長く親しんできた人。
ウィーンで子育てをしながら、ブログでは現地の生活情報や、ちょっとした気づきを発信中🌿

大学研究室、芸術文化系の職場やメーカー勤務を経て、
勤務先などを通じてリロケーションサポート(生活立ち上げ支援)にも10年以上携わってきました。
(※現在、滞在に関する個別のご相談はお受けしておりませんのでご了承ください。)

ネコ、写真、宗教音楽、宇宙などが好き。
なんでもスローテンポな人間なので、家族には「前世はカメ🐢」と笑われていますが、
「カメでもまぁいっか」と、最近ようやく思えるようになってきました😊
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