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ウィーン*今日開催されているイベント(コンサート・オペラ・ミサ etc.)チケットはこうやって入手しよう!

ウィーン国立オペラ座 Staatsoper
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Photo by © WienTourismus / Christian Stemper

前回の記事<ウィーン*今日開催されているイベント(コンサート・オペラ・ミサ etc.)はこうやって探します!>では、ウィーンでチェックするべきイベントと、その探し方について書きました。

今回はその続編として、チケットの入手方法について書いていきたいと思います。

チケット入手の難易度から オンラインでの楽々チケット入手方法、
(私のような)行き当たりばったり派の方のための 現地での突撃チケット入手方法、
あるいは 噂では“チケット入手はほぼ無理”などと言われるウィーンフィルを現地ウィーンで聴く方法などについて、下に見ていきたいと思います。

チケット入手の難易度は?

国立オペラ座(国立歌劇場)の場合、公演日ギリギリ かつ、特に人気の高い公演だったり、初演日<プレミエ – オペラなどが(新しい演出で)上演される初日のこと>だったり、超人気歌手が出演したりする場合は、やはりチケットが売り切れになっている場合も多いですが、そういった条件が重なっていなければ、チケットは意外と取りやすいかと思います。

楽友協会もウィーン・フィルハーモニー管弦楽団以外の公演でしたら、チケットの入手はそれほど難しくはなく、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の公演であっても、入手方法がまったくないという訳でもありません(後述します)。

フォルクスオーパーコンツェルトハウス…となってくると、売り切れの公演を探す方が難しい…というぐらい入手しやすいチケットです。

ウィーン少年合唱団の金曜午後コンサート(Friday Afternoons)日曜ミサも、“公演日が明日!”とか、よっぽどギリギリじゃない限り 意外と残席があります。

日本人が考える人気公演のチケットって、ジャニーズとか、人気ロック歌手のドーム公演とか、Eテレ系子供番組のコンサートとか 笑、なんちゃらの会員になって、かつ発売時刻と同時にネットにつないで何度もリロード(再読み込み)を繰り返して…とか、“一般人には チケット入手はまず無理”が前提なぐらい大変な印象があるんですが、ウィーンのクラシック音楽のチケットは、そういった入手困難系コンサートに比べるとずっと手に入りやすいですので、前回の記事<ウィーン*今日開催されているイベント(コンサート・オペラ・ミサ etc.)はこうやって探します!>を参考にされて、興味のある公演を探してみてください。

チケットは公演のどれぐらい前から購入できるの?

国立オペラ座のチケットは、通常 公演日の2ヶ月前から発売されますが、前回の記事<ウィーン*今日開催されているイベント(コンサート・オペラ・ミサ etc.)はこうやって探します!>でも書きましたように、7月・8月は夏休みでオペラ座自体がお休みですよね。

そのため、9月・10月の公演のみ、“公演日の2ヶ月前から発売開始”が、“公演日の4か月前から発売開始”に前倒しされます。

公演日が2020年9月3日なら、チケット発売日は(2020年7月3日ではなく)4か月分前倒しされて 2020年5月3日 ということですね。

一方、フォルクスオーバーのチケットは、月初め(1日ですね)に、翌月1日から月末までの全公演のチケットが一斉発売されます。
つまり、12月分の公演は、11月1日がチケット発売日となる訳です。

夏休みの扱いは上記国立オペラ座と同様で、例えば2020年9月3日の公演でしたら、チケット発売日は(2020年8月1日ではなく)2020年6月1日となります。

7月・8月はまったく存在しないもの、と考えるといい訳ですね。

ウィーン少年合唱団の日曜ミサのチケットは、“何か月前から発売”のようなルールは見つけられなかったのですが、チケット販売状況を確認したところ(今は12月初旬です)、6月に終了する今シーズン 全ミサ分のチケットが購入可能でした。

ですのでたぶんですが、前シーズンの終わり頃から、翌シーズンに開催される全ミサのチケットが一斉に発売されるのでは…と推測できます(確かな情報がわかりましたら、追記しますね。ウィーンの“音楽シーズン”というのは、9月に始まり 6月に終わります)。

まぁチケット発売日などはそれほどキリキリと考えなくても 笑、よっぽど差し迫った日程、あるいはクリスマスミサなどでない限り チケットの入手は難しくありませんので、ウィーン訪問が決まったらすぐにウェブサイトをチェックして購入、という程度の心構えで大丈夫です。

楽友協会コンツェルトハウスのチケットは、概ね公演日の2ヶ月前から発売されます(※ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会は別扱いになります。後述しますね。)

ホールの会員になると1週間早く購入できるようになりますが(70ユーロほどの年会費がかかります)、たぶんこのページ、会員になるほどコアな音楽ファンの方は参考にされないと思いますので、ここでは省いてしまいます。😁

チケット入手はオンラインで楽々

私の場合、ずっと先の旅行日程に合わせてチケットを手配するというような優等生な経験はあまりなくて、だいたい公演前ギリギリに「ウィーンに行くんだけどチケットない?」と言われて手配することばっかりなんですよね。笑
公演まで1週間もあればいい方。
そんな早くに頼まれたことは まずないですが。笑

会社勤めの時なんかは、「今晩のオペラ手配できる?お客さんが観てみたいって。」みたいなのが日常でしたし。
会社は旅行業とかでも何でもなくて、重工業でしたが。笑

公演の1ヶ月前だろうが前日だろうが、とにかくチケット入手はインターネットで楽々です!
“残席さえあれば”になりますが、難しいところは何もありません。

前回の記事<ウィーン*今日開催されているイベント(コンサート・オペラ・ミサ etc.)はこうやって探します!>でご紹介した方法で これぞ!という公演を見つけたら、国立オペラ座なり楽友協会なりウィーン少年合唱団なり、とにかく各団体の公式ウェブサイトを開いてみてください。

チケットはすべて、公式ウェブサイトから購入できるようになっています。

あるいは、公式ウェブサイトとつながっている公式オンラインチケット販売サイトに飛んで、そこで購入するという場合が多いですね。

国立オペラ座フォルクスオーパーも、またウィーン少年合唱団の日曜ミサも、観たい公演のチケット購入ボタン(あるいは詳細ページへのリンクボタン)を押すと、クルトゥラル(Culturall)というチケット専門のオンラインショップに飛びます。

日本語表示に対応している場合、日本語希望の方は ページを日本語に切り替え、<チケット購入>ボタンをクリック。
(※ 日本語訳が、機械の自動翻訳かな?という感じで おかしな箇所もありますので、できたら英語訳と見比べてみると安心です。)
会場の座席表上に残席が表示されます
ので、希望の席を指定
必要項目を入力してログイン後チケットの受取り方法を選択
支払いはクレジットカードによる引き落としになります。

当たり前の流れでスムーズに進み、迷う箇所はありません。

楽友協会コンツェルトハウス、またウィーン少年合唱団(日曜ミサ以外)のチケットは、クルトゥラル(Culturall)を通してではなく、独自システムを使ってオンライン販売されていますが、手順としては変わらず、やはり難しい部分はありません。

国立オペラ座、コンツェルトハウス、あるいはウィーン少年合唱団のホームコンサートホール Muth(ムート)からチケットを購入する場合日本語表示対応ではありませんが(英語表示にはもちろん対応しています)、今は翻訳サイト(Google翻訳)もありますので、それほど難しくはないかと思います。

チケットの受け取り方法が書いてある最後の決算ページだけは特に重要なので、ここだけは翻訳サイトでよく読み込んで、メモしておくといいですね。

例: クルトゥラル(Culturall)でのチケット購入・予約・空席待ち

クルトゥラル(Culturall)というのは、上でも書きましたように公式オンラインチケット販売サイトですが、国立オペラ座フォルクスオーパーウィーン少年合唱団の日曜ミサ等々、国立劇場系列のチケットを扱っています。

チケット発売日に朝一で (?) チケットを購入したい!という方は、

発売開始時間は、オーストリアの現地時間で 8:00
土・日・祝日は 9:00 となっています。

各会場のウェブサイトから自分が観たい公演を選びチケット入手ページへと進んでいく訳ですが、現在のチケットの状態により、<buy tickets(チケットの購入)><standby tickets(チケット売り切れの場合の空席待ち)>、あるいは<order your tickets(チケットの予約)>の3種類のボタンのいずれかが表示されます。

国立オペラ座の公演チケット購入ページ
国立オペラ座の公演チケット購入ページ

チケット販売が始まっている公演に残席があれば<buy tickets(チケットの購入)>
既に売り切れてしまっている場合は<standby tickets(チケット売り切れの場合の空席待ち)>
チケット発売開始前の公演には<order your tickets(チケットの予約)>

が表示される訳です。

私の友人って、そんな2ヶ月も前に日程を知らせてくる人なんていないですし、空席待ちするほどのオペラファンもいないので 笑、<予約>・<空席待ち>ボタンなどはほとんど使ったことがないのですが、ちょっとややこしいシステムになっていて、次のような項目に入力することで登録ができます。

国立オペラ座の公演チケット購入ページ

国立オペラ座の公演チケット予約ページ(※空席待ちの登録も同じ内容です)

希望する枚数: 最少 ○○ 枚、最多 ○○ 枚
希望する価格帯: 最低 ○○ ユーロ~最高 ○○ ユーロ
許容できる上乗せ手数料: ○○パーセントまで許容
許容できる待機期限: 日・月・年 ‐時 まで待機可能(オーストリア時間)

の希望枚数、の希望価格帯は、特に難しくないですね。
希望をそのまま入力しましょう。

は、購入希望者が座席数を超えた場合、上乗せ手数料を何パーセントまでなら払えますか?という項目です。

はぁ…という感じで、あまりピンときませんが、まぁ正規料金の2割増しぐらいなら上乗せOKですよ、みたいに入力する訳ですね。

は、“チケット購入可能についての連絡は、いつまでなら待てますか?”という項目ですね。
公演ギリギリまで待てる!という方なら、開演ギリギリの日時を設定してもいいでしょうし、あまりギリギリに知らされても計画が立たずに困るという方は、まぁ開演1週間前までとか、ご自分の予定に合わせて入力します。

その他、オプションとして“最前列のみ希望”のように指定できる項目もありますが、あまり条件を付けすぎると チケット入手の確立が下がりますので、まぁほどほどの条件にしておくとよいかと思います。

オンライン購入後のチケットの受取りも簡単です

チケットの受取り方法としては、<プリント@ホーム><自分でピックアップ>などを選べます。

郵送も選べますが、特に旅行中はあまり現実的ではありませんしね…。

<プリント@ホーム>を選ぶと、チケットを自分でプリントアウトして持参することになります。

オンライン購入プロセスの最後に、<print@home>ボタンが表示されますので、そこをクリックすることでプリントアウト用のチケット(PDFファイル)が表示されます。

このPDF版チケットをスマホやタブレットに保存すれば、宿泊先のホテルに転送してプリントアウトしてもらう、ということも可能かもしれません(まずはホテルに聞いてみてください)。

プリンターさえ使えれば、一番簡単な方法かなと思います。

一番簡単な分、チケットはプリンター用紙にプリントアウトされたペラっとした紙きれになりますので、ちょっと見た目的な味気無さはありますよねぇ。

スメミヤちゃん
スメミヤちゃん

プリントアウトできるのは公演の前日まで、あるいは 公演開始時刻の少なくとも6時間以上前まで、など、会場ごとに細かいルールがあります。

また、公演の3週間前にならないとプリントアウトできない、125日前からプリントアウトできるなど、プリントアウトが可能になる時期に関しても それぞれ異なるルールがありますので、各購入規定・注意事項をよくお読みください!

特に注意したいのは、チケットにプリントアウトされる名前です。
必ず、公演を実際に観に行く人の名前がチケットにプリントアウトされるよう、説明をよく読みながら設定してください。

会場によって、“席が隣り合っている場合は、来場する1名の名前がプリントアウトされていればOK”など、いろいろと異なるルールがありますので、こちらも注意して各購入規定・注意事項をよくお読みくださいね。

会場入り口で本人確認があることも多いですので、プリントアウトしたチケットで会場に入る場合、必ず本人確認ができるもの(パスポートが最適ですね)を忘れずにご持参ください!

宿泊先が Airbnb などを通して借りた個人の住宅などで、プリントアウトする手段がないという場合は、<自分でピックアップ>を選んでみましょう。
チケットは、指定されている各会場窓口(後述します)に自分で取りに行くことになります。

<自分でピックアップ>を選んだ場合、オンライン購入完了後に表示される<Booking CODE(あるいはそれに類する予約確認コード)>が大変重要になります。なくさないよう必ずメモを取っておきましょう。

例: クルトゥラル(Culturall)で購入したチケットのピックアップ

チケットの受取り方法として<自分でピックアップ>系の方法を選択した場合の受取り先、つまり各会場窓口について(主な会場に絞ってですが)書いていきますね。

例: 国立オペラ座・フォルクスオーパーのチケット受取り

インターネットで購入したチケットは、各国立劇場(国立オペラ座はもちろん、フォルクスオーパーも国立劇場系列です)の会場内チケット売り場<Tageskasse (英語では Box Office)>で受取り可能となっていますが、チケット受取り窓口として一番オススメなのは、国立劇場前売りセンター<Bundestheaterkassen>です。

国立劇場系列のチケットを扱うまさに“センター = 中央機関”ですので、こちらで発券してもらったチケットは見た目が美しい!笑

質の良い紙に印刷されたチケットを、おしゃれな封筒に入れて渡してくれますので、チケットを見ただけでもテンション上がりますよねぇ。

大事なお客様をご招待する時なんかにも、特にオススメです。

場所は、国立オペラ座のすぐ西隣り。
誰もが必ず立ち寄るウィーンの中心部にありますので、場所的にも行きやすいです。

国立劇場前売りセンター

www.bundestheater.at
Operngasse 2, 1010 Wien

月曜~金曜: 8:00~18:00
土曜・日曜・祝日: 9:00~12:00
アドヴェント時期の土曜日: 9:00~17:00
7月・8月の夏季休暇中は営業時間が大きく変わりますので、ウェブサイトでご確認ください。

国立劇場前売りセンターでのチケット受取りは、“公演前日まで”となっているようです。
受取りが公演当日となった場合は、直接 各劇場内にあるチケット売り場<Tageskasse (英語では Box Office)>で引き換える、となっているそうです。

なんだか書き方が曖昧で申し訳ないんですが、“公演前日まで”というのは「地球の歩き方」情報です。

私の経験では、開演の2時間前までは、国立劇場前売りセンターでのチケット受取りが可能だった記憶があるんですよね(古いルールかもしれませんが…)。

なので、各劇場ウェブサイトで詳細を調べてみましたが、いつまでなら国立劇場前売りセンターでチケットを受け取れるのか前日までなのか開演の2時間前までなのか、それについての情報は 見つけることができませんでした…。

(どなたか正確な情報をご存じでしたら教えていただけると嬉しいです!お問い合わせフォームは こちら

「滞在日程の都合上チケットの受取りは公演当日になってしまうが、高級感のあるおしゃれなチケットが欲しい!」というこだわりのある方は、公演当日のできるだけ早い時間に まず国立劇場前売りセンターを訪ねてみて、そこで「当日なのでお渡しできません」と断られたら、諦めて各劇場のチケット売り場<Tageskasse>に行く という方法もありですね。

その他、以下のチケット売り場などでも、チケットの受取りが可能です。

フォルクスオーパー内のチケット売り場
– Tageskasse (Box Office) –

Währinger Strasse 78, 1090 Wien

月曜~金曜: 8:00~18:00
土曜・日曜・祝日: 9:00~12:00
クリスマス前の時期、また 7月・8月の夏季休暇中は営業時間が大きく変わりますので、ウェブサイトでご確認ください。

例: ウィーン少年合唱団 日曜ミサのチケット受取り

ウィーン王宮礼拝堂内 窓口
– Kassa der Hofburgkapelle –

www.hofmusikkapelle.gv.at
Hofburg-Schweizerhof, 1010 Wien

(ミサが開催される前々日の) 金曜: 11:00~13:00、15:00~17:00
日曜 (あるいは ミサのある日) 8:00~8:45(ミサ開始前 ということです)

※ 金曜が祝日の場合は、木曜に変更されます。

営業日が大変少ないですのでご注意ください!

楽友協会のチケット受取り

楽友協会のチケットは、上記 国立オペラ座等々と違い、クルトゥラル(Culturall)を通してではなく、楽友協会の独自オンラインシステムで購入します。

オンラインで購入したチケットの受取りは、楽友協会内のチケット売り場<Kartenbüro(英語ではTicket Office)>で行います。

クルトゥラル(Culturall)のように、PDF形式のチケットを自分でプリントアウトして持参する、という受取り方法はありません(2020年1月現在)。

受取りの際に必要になるのは、オンライン購入の際に入力したクレジットカード、あるいは 予約確認メールをプリントアウトしたものです。

国立オペラ座などのように、公演日当日か否かによって受取り場所が変わるということはなく、常に楽友協会内のチケット売り場<Kartenbüro(英語ではTicket Office)>で受け取ることができますが、開演直前はチケット売り場も大変混雑していて“開演に間に合わなくなるかも…”ととても慌てますので、余裕をもって、できれば前日以前に受取りに行かれると安心かと思います。

楽友協会内のチケット売り場
– Kartenbüro (Ticket Office) –
※ 売り場入口には<KONZERTKASSA>と書かれています。

Bösendorferstraße 12, 1010 Wien
※楽友協会正面玄関に向かって左側の通りに面しています。
ですので、チケット受取りの際は正面玄関から建物内部へは入らずに、建物左側へグルっとお回りください。

月曜~金曜: 9:00~20:00
土曜: 9:00~13:00
日曜・祝日:
 お休み
上記営業時間に加え、楽友協会主催公演がある日(例外あり)の開演1時間前からもオープンします。

* 夏休み期間<7月・8月>の営業時間
月曜~金曜: 9:00~12:00

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会のチケットは、ここでは扱っていません(後述)。

コンツェルトハウスのチケット受取り

コンツェルトハウスも楽友協会と同様、独自のオンラインシステムを使ってチケットを販売しています。

コンツェルトハウス内のチケット売り場
– Ticket- & Service-Center –

Lothringerstraße 20, 1030 Wien
※コンツェルトハウスの正面玄関に向かって左側です。
入口は道路に面していますので、正面玄関からコンツェルトハウス内に入る必要はありません。

月曜~金曜: 9:00~19:45
土曜: 10:00~14:00
上記営業時間に加え、公演がある日の開演45分前からもオープンします。

現地で直接チケットを入手する方法は?

何らかの理由でインターネットが使えず、“もうウィーンに来ちゃってるから、チケットが余っていれば買うし、なきゃ諦める”ぐらいのスタンスの方、あるいは“インターネット情報によると売り切れになっているが、当日の残券をねらってみたい”というような方は、各会場のチケット窓口で直接購入することもできます。

上で、チケットをオンライン購入した場合の チケット受取り窓口について書きましたが、チケット購入窓口もチケット受取り窓口も、場所としては同じです。

ただ、当日の公演の残券に関してだけは、場所的には同じ窓口であっても、窓口の営業開始時間が異なってきますので(国立オペラ座・フォルクスオーパーの場合)、下の注意書きをご参照ください。

上記内容との重複もありますが、下に再度、各チケット売り場情報を載せますね。

楽友協会内のチケット売り場
– Kartenbüro (Ticket Office) –
※ 売り場入口には<KONZERTKASSA>と書かれています。

Bösendorferstraße 12, 1010 Wien
※楽友協会正面玄関に向かって左側の通りに面しています。
ですので、チケットの購入・受取りの際は正面玄関から建物内部へは入らずに、建物左側へグルっとお回りください。

月曜~金曜: 9:00~20:00
土曜: 9:00~13:00
日曜・祝日: お休み
上記営業時間に加え、楽友協会主催公演がある日(例外あり)の開演1時間前からもオープンします。

コンツェルトハウス内のチケット売り場
– Ticket- & Service-Center –

Lothringerstraße 20, 1030 Wien
※コンツェルトハウスの正面玄関に向かって左側です。
入口は道路に面していますので、コンツェルトハウスの正面玄関から建物内部に入る必要はありません。

月曜~金曜: 9:00~19:45
土曜: 10:00~14:00
日曜・祝日: お休み
上記営業時間に加え、公演がある日の開演45分前からもオープンします。

国立オペラ座・フォルクスオーパーの当日券は(当日券がある場合に限りますが)、各劇場内のチケット売り場で販売されます。

国立オペラ座内のチケット売り場
– Kasse im Foyer –

Herbert-von-Karajan-Platz 1, 1010 Wien
※入口はケルントナー通りに面しています。
地下鉄駅からエスカレーターで昇りすぐ左側、国立オペラ座内・建物南東角にある入口を入ってすぐ。

開演1時間前になると“Abendkasse”と呼ばれる当日券を販売する窓口としてオープンします。

フォルクスオーパー内のチケット売り場
– Tageskasse (Box Office) –

Währinger Strasse 78, 1090 Wien

月曜~金曜: 8:00~18:00
土曜・日曜・祝日: 9:00~12:00
※ クリスマス前の時期、また 7月・8月の夏季休暇中は営業時間が大きく変わりますので、ウェブサイトでご確認ください。

開演1時間前になると“Abendkasse”と呼ばれる当日券を販売する窓口としてオープンします。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会を聴くには?

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「定期演奏会」と呼ばれているコンサートをご存じでしょうか?

土曜・日曜・平日に、合計月2-3回開催されているコンサートですが、いわゆる「ウィーンフィルのチケット入手はほぼ無理」と言われているのは、この定期演奏会のことです。

チケットは“会員制”での販売となっていて、一般販売はされていません
(定期演奏会の会員制は、上で少し触れました“ホールの会員制”とは別物です。)

「じゃぁ、会員になればいいのか」と思われるかもしれませんが、会員枠は常に定員一杯。
“会員だったおばあちゃんが亡くなったので、会員権は子供に引き継いで…”というような場合も多いそうで、会員枠に空きが出るのは7年先とも15年先とも言われています。

ウィーンフィルの定期演奏会が聴けるかもしれない方法 その1

そんな“会員制”の定期演奏会ですが、用事が入ってたまたま演奏会に行けなくなってしまった、という会員さんももちろんいらっしゃる訳です。
そういった貴重極まる残券が、公演日の約1週間前から、ウィーンフィルの事務局で定価で(!)販売されます。

事務局の営業は 土曜・日曜・祝日がお休みですので、公演日の1週間前とお休みが重なった場合は、その翌営業日から販売されます。
ウィーンフィルのウェブサイトの各公演ページには、“残券 および 立見席のチケットは ××月××日××時より販売”と詳細が出ていますので確認してみてください。

“二人で見に行くから 隣り合った席がいい”なんていうのは難しいかもしれませんが、とにかくチケットさえ入手できれば御の字!という方はぜひトライしてみてください。

ウィーンフィル事務局
– Wiener Philharmoniker Karten- & Ballbüro –

Kärntner Ring 12, 1010 Wien
※ ウィーンフィル事務局は、上記の楽友協会チケット売り場とは違います!
楽友協会からはほんの少し離れたリンク沿いにありますのでご注意ください。

Tel: +43 (1) 505 6525
www.wienerphilharmoniker.at

月曜~金曜: 9:30~15:30 および 定期演奏会の1時間前~
※ 年末年始、また 7月・8月の夏季休暇中は営業時間が大きく変わりますので、ウェブサイトでご確認ください。

ウィーンフィルの定期演奏会が聴けるかもしれない方法 その2

チケットがどうしても手に入らない場合の最終手段、“チケット代行業者に頼む”という方法です。

チケット代行業者といっても千差万別で、正規の代理購入ルートでチケットを入手していない いわゆる“ダフ屋”であったり、
“チケット代行業者から買っている代行業者”であったり(もちろん手数料が2度かかります)、
早々とカード決済をしておきながらその後の対応が悪く、最終的にチケットを入手できたとしても無駄に神経をすり減らしたり、
キャンセル時に手間取り、無駄に疲れ果てたり…、

なんていう代行業者もあります。

法外な手数料が上乗せされるのでは…という心配もありますが、下に評判の良いチケット代行業者さんを1社ご紹介します。

日本語での対応はもちろん、チケットの受け渡し方法なども安心・安全(①郵送 / ②現地窓口 / ③宿泊ホテル先へ届けてもらう。チェックイン時にフロントで受取り などが選べます)、やむなくキャンセルする場合の対応もスムーズ、にもかかわらず上乗せされる手数料は良心的で(公演によって違いますが、上乗せ率は定価の30~60%ほど)、リピーターの多いチケット代行業者さんです。

オテロさん以外にも、日本語対応が可能なチケット代行業者さんを下にもう1社載せておきます。

定期演奏会に限らなければ、意外に聴ける機会も…

ウィーンフィルの定期演奏会は上にも書きましたように“会員制”。
チケットの入手は“不可能ではないけれど難しい”訳ですが、ウィーンフィルの公演は定期演奏会のみ、という訳ではありません

ウィーンフィルのウェブサイト の コンサートメニューには、定期演奏会以外にも Weitere Konzerte in Wien(日本語ページでは“ウィーンでの追加コンサート”となっています)として、ウィーンで開催される定期演奏会以外の公演が紹介されています。

2020年1月現在だと、下のような公演情報が出ています。

ウィーンフィルの追加コンサート

ウィーンフィル自身ではなく、楽友協会が主催するコンサートであったり、またウィーンのコンツェルトハウスで開催されるウィーンフィルのコンサートというのもあり、こちらは比較的簡単にチケットを入手できたりします。

また、ウィーン国立オペラ座でオペラを演奏するのも、ウィーンフィルの母体であるウィーン国立歌劇場管弦楽団ですし、いわゆる“ウィーン少年合唱の日曜ミサ”として知られる王宮礼拝堂の日曜ミサも、ミサ曲の演奏はウィーンフィルの選抜メンバーによるものです。

“どうしてもあの楽友協会の黄金のホールで聴いたみたい”という方も多いかと思いますが、特にこだわりのない方なら、ウィーンでウィーンフィルを聴ける機会は意外に少なくありません
ぜひ皆さんも、“世界最高峰のオーケストラの音”を体感してみてくださいね!

おわりに

前回の記事<ウィーン*今日開催されているイベント(コンサート・オペラ・ミサ etc.)はこうやって探します!>と併せて、ウィーンで開催されるイベントの検索 そして チケットの購入方法という流れで説明をしてきました。

イベントの検索方法 および 販売ルートが一元化しておりシステムもスマート、日本でイベントを探してチケットを購入するシステムより ずっとわかりやすいかと思います。

「ウィーンには来てみたけど、チケットの入手方法もわからないし、ま いっか。」と敬遠していた方も、ぜひ一度“音楽の都”ウィーンの音楽世界(できれば観光客向けではないものが お勧めではありますが…)を体験してみてください!

忘れがたい思い出の一ページとして皆さんの心に刻まれるような、そんな時間となりますよう願っています。😊

 

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名古屋市出身、ウィーン在住。未就学児を子育て中です。
明確な人生計画を持って…というよりは、流れのままになんとかなる的な人生を送っていましたが、とにかく人に恵まれ、大学研究室 → 文化交流機構 → 大手日系企業という流れできまして、現在 会社勤めの方は育児休暇中です。
オーストリアと出会わずに生きている自分が想像できないほど、オーストリアに深い思い入れがある人間です。→ 少しだけ長めのプロフィール